Geskia! – 1月

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
 

忘年、新年会とPROGRESSIVE FOrMを中心とした会合に参加させていただきまして、
そこで刺激を受けまくって有意義な時間を過ごしました。

沢山のクリエーターの方々が集うんですが、ほんと皆さんレベルが高いというか、
クオリティーの高い作品を作り出している人達ばかりなので、ここぞとばかりに制作の話をけしかけては(初対面にも関わらず)その内の奥の方にある作品制作のコアを覘こうと厚かましく接していた訳です。
 

TAISHIN君、Fugenn君、絡んでごめんね。(Herzski君とも絡みたかったです)

 

均一化。
均一化と言い切ってしまうと問題があるかもしれませんが、
今はある一定のクオリティーを皆で共有してる感覚が表現のフォーマットを決めてしまっているのかな、と色んな人と話してて感じたりもしました。
そのフォーマットに関して言えば、僕もその表現やクオリティー自体を尊敬しているし、個人的に好きな表現部分でもあるので、なんら不満もないのですが、
その均一化された価値観から飛び出ようとするモチベーションを誰かと確かめ合いたいとも思うのです。

「今はこれがクールだよ」「こういう素晴らしいトラックがあるんだ」
僕は一旦そういうものにNOと言えるだけ言ってみて、全く別のやり方でYESを集めてみたいんです。
まぁ、わざわざNOと言うのは毒の部分なのですが、愛があるからDISれる感覚に近いと思います。

 

さらっと「他の人は関係ない。自分のすきな事やってるだけ」みたいにカッコ付けれればいいんですが、やっぱり表現者の持つ「何が好きでどこへ向かっているのか?」に関心が向いてしまいます。
 

そんなこんなを感じた会合でした。
僕自身、口ほどもなくまだまだですが、今年も自分のやり方で頑張ります。
 

さて、来月、2月2日にアルバムが出ます。
レーべルは術ノ穴から。
タイトルは「Alien」です。

http://subenoana.net/news/archives/517

ジャケットをお願いしたのはbunaさん。最近だとOIL WORKSのBunさんのジャケットデザインを手がけた天才です。
(Bunさんとは面識がないのですが、この方もフォーマットを超えて違うやり方でアプローチしてる最高のクリエイターですね)
最高のジャケでお送りします。
和製Aphex Twinなんてキャッチが付いてますが、まぁ仕方ないです。
そんな感じなんで。
まぁ、そういうのも含めて楽しんでいただけたらなと思います。

 

あ、あとそうそう、盟友と呼んでいいのかわかりませんが、
moph recordsのMergrim君がliquid note recordsから「Invisible Landscape」というアルバムをリリースされました。
Mergrim君とも先日話してて、水準以上のアプローチを最大のモチベーションを持って頑張ろうと語り合ったばかりなのですが、
このアルバムも多様性が半端なくアイデアの宝庫で素晴らしいものです。
是非チェックしてみてください。

ではまた~