1.HEAD
2.名曲の作り方
3.chessmusic
4.カリカチュア
5.誰も知らない
6.何言ってんの?
7.音楽ワルキューレ
8.音楽ワルキューレ2
9.通勤ソングに栄光を
10.好きな歌が街にあふれて
11.リストラクション
12.ウルトラMC
13.自宅ユニバース
14.栃木のラッパー
15.2012年にクリスマスが終わる
16.13月
17.reason
18.スイッチ
19.じいさんばあさんのうた
20.paradise bird
21.リクルート
22.要求
23.イオンモール
24.a song for a cup of tea
25.a letter from my heart
26.こんなぶっ壊れた国で
特にラップは歌詞の情報量の多さから社会的なメッセージを持った歌詞の曲は海外でも日本でも沢山ある。黒人の人権問題を歌ったPublic Enemy、反戦思想を歌ったRage Against The Machine、風営法を歌ったYOU THE ROCK☆氏など。勿論、自分の感情を歌った「名曲」も社会的なメッセージを歌った「名曲」も、全て自分の言いたい事なので細かく区別してるアーティストはいないと思うが、個人的にはその二つになんとなく分けられると考えていた。
最初にFragmentと制作させて貰った楽曲は2005年に発売されたアルバム『walking in the soul』に収録された『developed love song』。自分は昔から、歌いたい事やテーマを別の何かに例えてラップする事が好きで、この時は『HIPHOP』というものを自分がお付き合いしている『女性』に例えて歌っています。当時は全力で書いて歌ったものの、メッセージ表現として伝わりづらさ、ラップスキルが自分が理想として描いていたものまで到達しておらず、今聞くと恥ずかしいですが、自分が2015年現在まで一貫している表現目標が既にこの時点で提示出来ていると自負出来ます。この時、MCバトルで名前を知ってもらい、EPを一枚出した程度のアーティストである自分に「曲を作ろう」と提案してくれたFragmentには本当に感謝です。
『a song for a cup of tea』は逆に静かなピアノとドラムだけの美しいトラック。ここで自分は一杯のお茶を飲み終わるまでに聞き終える、そんな短い時間で人の人生を変えれる、彩れるような曲を歌いたい、と歌っています。今もその気持ちは変わらず、ソロ1stアルバムの締めくくりにふさわしいビートを貰えて今でも感謝しています。