Geskia! – 12月

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しばらく見ないうちにmixiもMyspaceも多機能になっててビビります。
使う機能なんてほんの僅かだしシンプルな方が個人的には良いのですが。
 

さて、2010年も終わりの月です。
今年も関係者並びにリスナーの方、どうもありがとうございました。
 

僕は音楽でコミットする世界を選んでいます。
だから音楽を作ってリリースできる状況がとても幸せです。
いやー、最近本気で孤独を感じます。
僕はひねくれているので、今の音楽シーンの主流や流行から遠ざかろうとする癖があります。そんなひねくれ具合も、僕の表現手段の大事な要素の1つです。
だから、余計に孤独を感じますが、仕方ないことです。
きっと、何かを制作していたり表現する人達は誰しも孤独なのかもしれません。
だからコミットできた瞬間は非常に嬉しいです。
 

今年はアルバムのリリースはなかったものの、
DJ(ライブ)やらコンピレーションなど機会に恵まれて、
そういったコミット満足感が高い年でした。
もう一度、関係者並びにリスナーの方々、応援してくれる人、どうもありがとう。
 

来年は年明け早々ぶちかましていきます。
ぶちかますので、多分いろんな展開がありそうな予感です。
でもオーケーオーケー。ガンバリマス。
 

まず、
12/12に術ノ穴からリリースされるbugficsのEPに僕のリミックスが入ります。
このリミックスに始まり、Symbolic Interactionからリリースされるhopeless local marching bandのリミックス、そして2月のアルバム「Alien」と、
年を跨いでぶちかまし続けます。
この一連のワークスで、僕は今までとは全く違うベクトルに向いています。
僕は曲を作るとき、100回以上同じトラックを聴いては直しを入れているので、
そういうものになっているハズです。
多少奇形ですが、耳が肥えたヘッズの方々には理解していただける内容かと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 

最後に、今年気になった人。(情報提供:Pawn君いつもありがとう)
1人目はgo-qualiaさん。
分解系なるレーベル主催の方ですが、すごくクオリティ高くてびっくらこきました。
002番のEPに収録されている「チャップリンの独裁者」の名台詞トラックは、本当鳥肌たった程。実は僕もこのアイデアを昔持っていて、シンパシー感じました。
http://bunkai-kei.com/
 

2人目はNicolas Bernier + Martin Messierさん。
ノイバウテンをより現代的にまとめた感覚でびりびりキマした。
もしかしたら本人はノイバウテンと比べられるの嫌かもだけど、方法論としては同じなので、比べるってよりかは建設的な意味で素晴らしいと言いたい。
http://www.nicolasbernier.com/page/2010_machines.htm
 

そして最後に、、、僕の大好きなCoilのメンバーPeter Christophersonが死去されました。
もう1人のメンバーであったJhonn Balanceも2004年に亡くなっているので、
これでCoilはメンバー2人とも亡くなってしまいました。
本当残念です。
自分にとって、AutechreやAphex Twinが骨でSubtleやHOODが肉だとしたら、Coilは血のような存在でした。
 

Raster-notonがノイバウテンやCoilを巻き込んで何やら動いている様子だったので、すごく楽しみにしていた矢先の出来事で残念でなりません。
 

人はいなくなっても音楽は残ります。R.I.P。
 

では、今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
では~